フィルム全銘柄制覇!
ひっさびさの更新!
タイトルにあるとおり
2017年12月現在、日本で手に入るフィルム全て試したぜー!
いえーい!
死ぬかと思った。(経済的に)
これまで使ったフィルムとカメラをGoogleスプレッドシートに纏めてみたのでご査収ください。
なお入手性が悪かったり特殊な撮影(要フィルター)なAPSフィルム・赤外線フィルム。
現像できる所が限られている110フィルム・モノクロポジフィルム。
そもそも機材持ってないベスト判・ミゼット判・ポラロイド・シートフィルム。
自家現像しないと現像ができないパーフォレーションが付いてないフィルムや和紙が原材料のフィルム。
これらを除いた35mmフィルムと中判フィルムを実店舗やネット店舗から入手しては試し撮りの繰り返し。
僕は2年前の夏から写ルンですでフィルムデビューしたんだけど、
「色んなフィルム銘柄があるなー。どんな写りするんやろなぁ。」
という軽い気持ちから始まり、持ち前の知的好奇心を炸裂させてしまったのが沼の入り口。いや地獄の一丁目。
まさかここまで到達するとは自分でも思わなかった(笑)
折角だから全パッケージ保管しておけばよかったよー。ちくしょー。
ちなみに流れとしては、
富士フイルムやコダックのカラーネガを一通り試す→ポジフィルムの鮮明さに感動、現像したフィルムを光にかざしてニヤニヤ→「いったいいつ終わるんや…」
という終わりの見えないモノクロ地獄に突入→「これ使い道思いつかねぇや…」
っていう全体が真っ赤っかに染まるフィルムとかおもしろフィルムにも手を出しつつ、なんとか年内に終わらせることができた!
カラー43種類。
モノクロ41種類。
総撮影175本!
ゼェゼェ(白目)
ハマるとトコトン突き詰めてしまうオタク気質と一つのものにあまり執着しないタイプのせいで、2年ちょっとで色々なカメラを使った。
【タイプ】
一眼レフ、レンジファインダー、コンパクトカメラ。レンズ付きフィルム。
【合焦方式】
マニュアルフォーカス、目測、ゾーンフォーカス、オートフォーカス。
【シャッター機構】
縦走りシャッター幕、横走りシャッター幕。
機械式シャッター、電子シャッター。ゼンマイ式シャッター。レンズシャッター。
【巻き上げ方式】
手動巻き上げ、自動巻き上げ。
巻き上げレバー、ノブ式巻き上げレバー。
【露光方式】
絞り優先、シャッタースピード優先、完全マニュアル、完全プログラム。
露出計内蔵、非内蔵。
【レンズ収納タイプ】
蛇腹タイプ、観音開きタイプ、レンズバリアタイプ。沈胴タイプ。
【ファインダー方式】
ウェストレベルファインダー、アイレベルファインダー。
…と、20世紀のカメラの機構は機種によって千差万別で試さないと気が済まないので、一通り全部試した。
機種によって撮影作法が違って面白かった。
自分に合う合わないっていうのは使ってみて分かるもんで。
フォーマットは、
ハーフサイズ、35mm、35mm真四角、擬似パノラマ、645判、66判、67判。
あとは69判とシノゴ、8×10が残ってるが…未知の領域…コスト的に怖すぎて手が出せないでいる。
それに大判カメラって、三脚に据えてじっくり撮るイメージですやん。
「三脚持ってないんだよね。」
って言うと、よく驚かれる。
基本手持ちでスナップ撮ってるもんで持ってないんすわ。
一つの所にじっくり腰を据えて取り組むっていうのが向いてない。
性格的に。
釣りなんか無理だろうなー。
でも、いい加減買ってもいいかな。
長秒露光とか多重露光もしたいしね。
マミヤのRB67で。(糞重い)
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この辺でいいんちゃう?(なげやり)
さて、古くは30年代のカメラ~90年代のカメラまで使いました。
30年代のカメラなんて戦前。
人間でいうと80歳ぐらいなのにちゃんと写るってのがロマン感じるよね。
36年製81年前のカメラで撮影。
対して、21世紀に入って製造されたNikonのFM3AやFUJIFILMのGW690なんかはまだまだ高価なので手が出せないでいる…ぐぬぬ。
フジのTX-1っていうパノラマカメラも使ってみたいけど、高すぎなんだよなー!(35mmフィルムを2コマ使ってパノラマ写真が写せるカメラ)
ちなみにこれまで使ったカメラの国籍は、日本、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカ、ロシア(旧ソ連)。
日本の代表的なカメラメーカーである
ニコン・キヤノン・ペンタックス・オリンパス・ミノルタは全て試した。
フィルムの製造国は、日本、アメリカ、ベルギー、チェコ、中国、オーストラリアなど。
同じ撮影シチュエーションは飽きるので、公共交通機関で行ける広島市内は全て歩き廻って撮った。
安佐北区の大部分はまだ足を踏み入れてない!
このプロジェクトの後半は新しいカメラとフィルムの試し撮りのためだけに撮り歩いてましたね。
だんだんと写真が好きなのか機材が好きなのか分からなくなってきた…。
なので、プロジェクトも終わったことだし、機材整理しようと思っていて。
これまでも機材が増えたら近所のリサイクルショップに売ってたんだけど、オークションの方が10倍くらい高く売れるなーと思って
オークションに出品してます。
商品の撮影、梱包、発送作業が面倒で敢えて避けてたけど。
まぁ、それでも10台くらいは手元に残すんだけどね。笑
日本カメラ11月号「世界のモノクロフィルム42本一気の試し撮り」と1月号の「世界のカラーフィルム51本一気の試し撮り」企画は僕にとってタイムリーで、「うんうん。そうだよなー。」って頷きながら読んでた。
もう機材は、69判の中判カメラと生まれ年と日にちが激近いLeica M6シリアルナンバー166万番台を手に入れたらもうアガリかな。
あ、あとは現行で生産されてるコシナ製カール・ツァイスプラナー、もしくはフォクトレンダーのノクトン辺りのマニュアルレンズ買ったらおしまい。
防湿庫やカメラバッグ、ストラップ、ストロボなどの周辺機器を揃えていこう。
2017年は「消費」の1年だったので、
2018年は「表現」の1年にしたい。
個展したい。
沢山の写真家の写真集読んで吸収して写真上手くなりたい。
自家現像もいいね。
デジタルでも撮るけどね。
てか、みんなで写真撮りに行こうぜー!
はー疲れた(笑)
でも楽しかった!
それじゃ!
みなさん、よいお年を!
来年は、試したフィルムの感想などを書いていくよ!