ビートルズとペンタックス
突然ですが、僕はThe Beatlesが好きです。
長年、ビートルズバンドで演奏している父の影響もあり中学生の頃からLPレコードを家で聴いていました。
毎年8月に彼らの故郷・イギリスのリバプールという町で
「International Beatle Week」というイベントがありましてね。
世界中からコピーバンドが集まってライブハウスやホテルのラウンジで演奏したり、グッズ業者が集まってマーケットを開いたり、関係者がゲストとしてトークショーやサイン会をしたり…1週間リバプールの町がビートルズに染まるそんなイベントなのです。
去年、父のバンドが日本代表として出演しました。
僕はカメラマンとしてステージの記録をさせてもらったんですけど、
出国前にふと「ビートルズが使っていたカメラってなんだったんだろう?」と思ったんですね。
インターネットで調べると検証記事が沢山出てきました。
どうやらPENTAX S1a(国内モデルはS3)
もしくはSVであると判明。
ん?レンズは何だ?大口径レンズっぽいけど。
ペンタックスが採用してたプラクチカ(M42)マウントのカメラは、この時期に世界標準マウントとして世界中のメーカーが製造してたから色々なレンズが装着できる。この辺りも、ビートルズお気に入りポイントだったのかも。
丸型のペンタックスメーター(外付け露出計)が可愛い。
当然、買いますわな。
PENTAX SV ブラックモデル。カッケー。
後ろのポスターに写ってるジョージとポールもペンタックス持ってるぞ!
イギリスに行った時は、映画「EIGHT DAYS A WEEK」の公開前で、監督のロン・ハワードがトークショーで喋ってた!
英語分からないからなに言ってるか分からなかった!
ロン・ハワードさんは、来年公開のスターウォーズスピンオフ作品「ハン・ソロ」の監督さん!
「アポロ13」や「ダヴィンチコード」の監督さんでもあります。
巨匠やないか!
さぁ、そのペンタックスで撮影した写真いってみよ!
PENTAX SV×Rollei Digibase CR200
滞在したホテルの前にて。
これ撮影してる時に老人に話しかけられた。
「随分、古いカメラじゃの。ワシも若い頃はそれで写真撮っとったもんよ。」
と。多分、そんなことをおっしゃってた。
語学力皆無な僕は笑顔で「Yes,PENTAX!!」としか返せなかったけどな!
PENTAX SV×Rollei Digibase CR200
リヴァプールセントラル駅。
PENTAX SV×Rollei Digibase CR200
このカメラには露出計が付いていないので、アンダー目な写真が多い。
勘露出苦手。
PENTAX SV×Rollei Digibase CR200
早朝、行き先決めずにブラブラ散歩しながら撮影したゆえ人通りはまばらだった。モルト交換してなかったので、端が感光してる。
PENTAX SV×Rollei Digibase CR200
マークス&スペンサー開店前。
詰めてたフィルムがローライのネガ現像にも対応したリバーサルフィルムだったので、普通のカラーネガ入れとけばよかったな。
なんかこのコマはハイキーだし。
ニコンでもキヤノンでもライカでもなく、ペンタックスがお気に入りだってエピソード。
ワーキングクラス出身の4人っぽくて僕は好きなんです。
これはリバーサル用だけど。
また機会があれば、イギリスでの出来事など紹介したいと思います。
ではでは!